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アセトアミノフェン原薬問題から考えること

2017-07-05

山本化学工業のアセトアミノフェンの原薬問題がようやく終息したようですが、アセトアミノフェンは診療科を問わずに頻用される薬剤ですので、対応に追われた医療機関は多かったように思います。

報道では中国から調達した原薬の品質が問題であるかのようにいわれておりましたが、届出した国産とは異なる中国製を用いたという手続き上の問題というのが本質。

今、厚生労働省が盛んに普及につとめている後発医薬品ですが、後発医薬品の製造は国内でも、その原薬の調達は50%程度が韓国か中国なので、厚生労働省としては原薬が輸入品であるから品質に問題があるとの認識が広まることを危惧して、早期の終息を企図したのかなと邪推している次第。

ただ、しっかりした海外企業が製造しているかどうかは別問題で、後発医薬品を医院で採用しても突然供給停止に陥ることがしばしば。だいたいが原薬の調達トラブルに起因することなので、その海外企業の経営基盤を疑ってしまうのですが・・・。

ちなみに先発品は裸錠であれば粉砕しても薬剤の安定性は損なわれませんが、後発品は粉砕した場合の安定性試験はないようです。先発品と後発品は本当に同一のものかと考えたくなります。
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Re: こっちも〜|ω•๑`)

こんばんは。本当に専門バカで恐縮です。
山本化学工業は同じ名前の別会社があり、スピード水着を販売している山本化学工業の方が有名ですよね。僕も最初の食いつきは、水着会社と同じ会社が原薬を作っているのか?との勘違いからです。
アセトアミノフェンはほとんどの市販総合感冒薬に入っていて、安全でそこそこ効く解熱鎮痛薬というとあまりない様に思います。とにかく使いやすいお薬です。
ただ、そんな貴重なお薬がほとんど国産でないとすると、ちょっと国際状況も気になってきますよね。ただ、オール韓国、中国製品の100均は大好きですよ。

No title

こんにちわ。

「先発品と後発品は本当に同一のものか」のくだりで笑ってしまいました。

確かにその通りですね。

アセトアミノフェンは、喘息の患者さんに処方させて頂いています。

歯科医には無くてはならない消炎鎮痛剤ですが、製薬会社の方は手続きに漏れが無いようにして欲しいものです。

Re: No title

西川先生の言うのはNSAIDsの喘息惹起ですね。本当に使いやすくて、しかも安価。ただ、大手製薬会社にとってみたら、あまり旨味のない薬でもあるんでしょうね。小さな会社ばかりがアセトアミノフェンを手がけていて、供給と品質ぬ対してかなり不安になりますよね。
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奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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