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お隣の制度改革

2017-07-08

歯科の話ではなく、お隣の分野の医科の話ですが、平成27年より始まった特定看護師の制度がなぜか広がらないことなんですが・・・。

特定看護師とは、特定の医行為の研修を受けた看護師で、医師の負担軽減と円滑でタイムリーな医療のためのキーパーソンなんですが、その習得者の数が増えていないそうです。

歯科だから対岸の火事のようにも思えますが、医科の法解釈に引きずられて歯科の法解釈も変わるものですから、興味深々。過去より社会的コンセンサスのあった看護師さんの静脈注射は、法律に明文化されたのは実は近年の平成14年からなんですが、それに伴って歯科医師の指示のもと歯科衛生士さんの静脈注射も可となりました。今回も特定看護師の流れから、特定歯科衛生士への流れが起きればなぁと考えておりました。

なんでもかんでも法的にOKというのでも困りますが、小規模な医院で、特に当院のような一人歯科医師医院では、歯科衛生士さんの業務拡大にまつわる法改正に繋がることは歓迎ですが、なぜ広まらないのか?

答えは知り合いの医師に教えてもらったことなんですが、医者の負担の大きいところは看護師さんの負担も大きく、医者の負担軽減のために、忙しい看護師さんに研修という更なる負担を強いれないということなんだそうです。トドメが「じゃあ奈良井先生のところは歯科衛生士さんを何日も研修に送り出して、医院運営できるのかい?」とのこと。

現場の声を汲み上げた良い制度改革のように思えましたが、なかなか制度改革というのは難しいもののようです。

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Re: ブログの更新嬉しいなぁ〜(o^^o)

本当に難しい答えだと思いますよ。

この問題は根が深くてね、医師が研修に送り出したいと思う看護師さんは研修を受けずともそこそこ出来るものですから、今更研修を受ける必要性が無いと本人が思っているようで、国の認定なんかが今更で先生はどう思っているのと思うようです。

医師より大抵看護師さんの方が若年なんだから、僕が君を認めていても、全国的に通用する資格をとってみてはと思う親御心が伝わるほど、この制度が周知されていないというのが、実情のようです。

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No title

こんにちわ。

世の中分業化が進んでいますね。

私の父方の従兄が消化器外科医で、兵庫県のある総合病院の外科部長をしています。

人手が足りない時に、バイトの先生をいれるらしい。

しかし、専門医は役に立たないと嘆いているよ。

糖尿病専門医は朝から晩まで糖尿病のKrしか診ないらしく、「全然働かない」と憤慨していた。

確かアメリカでは衛生士さんが単独で開業可能だけど、分業化は世界的な流れなのでしょうか。

Re: No title

以前に言っていた先生の従兄弟のお医者さんですね。消化器外科といった臓器別の専門医の場合、ある程度ジェネラリストと全身を見渡せるけど、糖尿病専門医といった疾患別の専門医はそれだけという人が多いらしいですよ。治療が専門的になりすぎてその他のことを学ぶのが難しくなってくるんですかね。

ただ、ちょっと耳の痛い話でもあります。怪我をしてから、口腔衛生指導は歯科衛生士さんに全てお願いしているが、僕がしていた時よりも、如実に成果が上がっているのを見ると、なんとも言えん気持ちになります。

アメリカのように歯科衛生士が単独でオッフェンする時代は日本ではもうちょっと先だと思いますが、訪問歯科では数ヶ月に一度ドクターの帯同が条件ながらも、衛生士の単独訪問が認められてきていますから、そういう時代もないわけではなさそうですね。
プロフィール

奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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