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悲しく感じたこと

2016-05-08

先日、テレビを見ていたら、大食い選手権のチャンピオン達が久々に大食いに挑戦するといった趣旨の番組がありました。大食い選手権の番組は90年代後半に高い視聴率があり、一般人が一躍ヒーローになれるということもあって当時は話題となったものですが、現在はすっかり下火になっていたような感じを持っておりました。

世の中、色々な価値観があって当然ですが、世界には飢餓に苦しむ人が多くいることや、病などで食べたくとも食べられない人が多くいることも忘れてはならないと思います。90年代後半は僕が研修医の時代と重なり、病気知らずの一青年が口腔外科に入局し、そこで物理的に摂食できない人を前にして価値観を一変することに・・・。それは口腔外科医のみならず、消化管を扱う医師全てが感じることだと思います。

学生時代は食事の時間は勿体ない時間と考えておりましたが、気心しれた家族や友人と食卓を囲み、美味しく食べられることが幸せと感じるようになりました。

因に大食いは栄養学的には無意味で、9食分を一度に食べたからといって3日分食べなくては良いということにならず、食べても太らぬというのは食物のエネルギー変換効率が低いということを吐露していることになります。

大食いは犯罪でもなく、当人達も楽しんでいるのであればと考えておりましたが、彼らはそれを生業としておられるとのこと・・・。90年代後半はバブルの残香もあり、世の中に活気があった時代ですが、物を大切にせず、人の気持ちを察するといった空気が薄い時代でもありました。歴史は繰り返すといいますが、またあの様な風潮が跋扈するのは悲しく感じます。
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No title

お久しぶりです。

大食い選手権ですか、そう言えばそんな企画の番組がありましたね。

先生の指摘通り、多食の痩せは効率が悪いです。

学生時代の私は多食でしたが、いつの間にか食が細くなりました。

冷静に考えると、若い時の多食は意味が無かったのでは?と思ってしまいますが、当時はそこまで考えが至りませんでした。

物を大切にしないのは悲しい事です。

食物連鎖の頂点にいる人間も死亡すると、細菌などに体が分解されるわけなのです。

そう考えると、食べる・食べられるの関係は、お互い様のような気がするのですが、ちょっと屁理屈っぽいなと自分で思っています。

それにしてもこの日本で給食で命を繋いでいる子供たちがいるのに、大食い選手権がTVで放映されるのは矛盾を感じずにはいられません。

私が子供の頃は、そんな子供は見かけなかったのですが、先生の周囲ではどうですか?

西川先生、お久しぶり!

西川君は考えが深いな。最終的に僕たちも土に返ることを考えると、食物連鎖ってループなんですね。納得した。

僕たちの子どもの頃って飢餓状態の子どもってまずいなかったよな。貧富の差こそあれ、親が子どもを必死に守っている時代だったような気がする。親が食わずとも子に与えるみたいな感じだったけど、最近は貧困から子どもに食事を与えないのではなくて、ネグレクトが多いような気がする。

乳幼児検診に行った時に虐待の疑いがあれば報告することになっているんだけど、そもそも乳幼児検診に子どもを連れてくる親は虐待していないよな。水面下で、寂しい世の中になりつつあるんかなと考えてしまうよ。

コメントありがとうございます。

こんにちは。お久しぶりです。食欲って人間に最後に残る欲ですよね。今年の母の日は特に外食もしませんでしたが、家族で仲良く食卓を囲みました。いつまでも仲良くと思いますが、生きとし生けるもの齢にはかないませんから、今のうちにいろいろとお話をして、プライスレスな思い出を作っておこうと思います。貴女も良い母の日をすごしたようで良かった。

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奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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