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今年の診療報酬改定に望むこと

2016-01-24

今年は西暦の偶数年なので、4月は診療報酬改定となります。医師や歯科医師の先生と会うと、その話題もちらほら出るようになりました。

診療報酬の多寡で不満をいうのは、医療人として慎まなければならないと思いますし、削減があっても国の歯科医療に対する評価なので甘受する必要があると思いますが、願わくば分かり易いすっきりした診療報酬体系にしてほしいと思います。

2000年の歯科診療報酬改定では、歯科の初診料が二本立てで、「歯科初診料」と「かかりつけ歯科初診料」が設けられ、「歯科初診料」が180点で「かかりつけ歯科初診料」が274点と一物二価の体系。

もちろん、かかりつけ歯科初診料の場合、患者さんに治療内容を説明し、同意を得る(加えて書面提示も必要)との適用基準がありましたが、昨今の医療で、患者さんに説明もなく、同意も得ずに治療することなんてあり得ないですし、説明した内容を書面にすることはクラークがいれば問題ないですし、しっかり説明しているならばむしろ書面に残した方が良いとの考えから、その当時は「かかりつけ歯科初診料」を算定しておりました。

ただ、診療明細書を見た患者さんから、「かかりつけ歯科初診料が入っているが、かかりつけかどうかは患者側が決めることであり、歯科医が決めることではないのでは?」との意見をいただいたことがありました。その時は、「初診料に情報提供料が加味されたものが、かかりつけ歯科初診料です」と説明させていただきましたが、患者さん曰く、「先生を信用して来て、お任せしているんだから杓子定規な書類はいらん。」とのこと。最初から初診料を一本化してもらって、「情報提供加算」なんかを設けてくれていれば、起きなかった出来事なんですが・・・。結局、かかりつけ歯科初診料は2006年に廃止となりました。

かかりつけ歯科初診料という名称にしろ、「後期高齢者」という名称にしろ、人の感情に配慮した名称設定と、わかりやすさを望みます。
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Re: タイトルなし

年に2度の改正は大変ですね。ただ、施策者側の企図することが理解できない改正は、日本中のどの分野においてもかもしれませんね。穿った見方をすると医療費のコントロールといった要素が強いのかもしれませんね。国民としてはちょっと残念です。

天の邪鬼かもしれませんが、改正と呼ばずにあえて改定と呼んでいます。

No title

猫の目に例えられる診療報酬体系ですが、今年もこの季節がやってきましたね。

書きたい事は山ほどあるけど、慎みます。

奈良井先生のブログを荒らしたくはないのです。

先生のブログをいつも楽しみにしていますよ。

これからもよろしく。

Re: No title

西川先生、意味深ですね。確かに保険請求は歯科医のスタンスで異なりますよね。補綴中心、外科中心でも受け取り方は様々だしね。
プロフィール

奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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