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大学教育の変遷

2015-09-15

車に乗る時には大抵ラジオを聞いていますが、そのラジオで『アルバイトが単位として認められる大学です!』と高らかに謳っているコマーシャルが流れておりまして、耳を疑ったんですが、騒々しい僕の車では大学名まで聞き取れず・・・。

自宅に帰ってインターネットで検索してみると、特定の大学というより、政府の方針のよう・・・。政府は、インターンシップ(就業体験)の単位認定を積極的に取り組む大学に運営費交付金の引き上げ等で財政優遇するという方針らしく、それに過剰に反応した一部の大学があるようですが、学問に対する冒涜のような気がします。

社会に出て即戦力になる人材の育成というのが建前のようですが、大学といった高等教育機関は真理の追求の場であって社会人予備校ではないと思います。

就業体験の大切さというのは否定しませんが、もし仮に就業体験をするのであれば、自分で就業条件を吟味して決定し、それで失敗したなら自分で対処してこそ、社会に揉まれるということになると思います。大学がお膳立てした就業体験では意義が少なく、学問の時間を減じるだけのような気がします。僕たちの時代はブラックバイトという言葉はありませんでしたが、酷い就労条件のアルバイトも今と同じく多く、それに足を突っ込んでしまった同級生は、苦労して自己責任で対処し、それを糧にしたかどうかはわかりませんが、今は立派な経営者になっておられます。

以前にテレビで政府官僚が学術的なことは東大や京大に任せて、その他の大学はより実践的な教育をと言っていたのを見ましたが、ゆとり教育に継ぐ失策のような気がします。人生に於ける教育期間は僅かですから、その期間を大切に学んで欲しいと思うのは、歳をとった証左でしょうか・・・。



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No title

アルバイトが単位として認められてしまったら、学業よりもアルバイトに精を出す学生さんが増えてしまって…と想像してしまいました。

義務教育~高校~大学と、学校教育の場では「実学」をほとんど教えません。

実際に社会に出てみて苦労して経験に基づいた「実学」が一番生きて行く上で役に立っていると思います。

歯科は外科系の仕事ですが、座学でいくら勉強してもテストが終われば忘れてしまう事が多かったです。

やはり臨床の場に出てみて実践して実学を身に着けるべきです。

我々の様な技術系のお仕事に就く予定の学生さんが、アルバイトで単位を取得したとしても、臨床に役に立つのかは大いに疑問を感じます。

ただ政府の方針でそういう大学を財政支援するのであれば、私の母校の様な地方大学はそれに乗っかるという選択肢も選んでしまうかもしれません。

地方大学って予算が少ないからね…

西川先生へ

西川先生、長崎大学も同じ状況かもしれないよ。長崎の場合、厚生労働省の定員削減に素直の応じているらしいが、一学年40名を下回ると学部として成り立たないらしく、衛生士学科と併設することとなりそうだ。

高校生の数が減っているので、どこの大学も学生集めに必死なんだろうな。
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奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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