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適材適所

2015-07-28

開業して12年になると、物持ちの良い当院でも、ぼつぼつと壊れる医療機器がでてきております。

医師のシンボルとしてイラストでは、頭に鏡のついたヘアバンドが描かれていますが、あれは額帯鏡といって、主に耳鼻咽喉科医が使用するものです。ごく一部の口腔外科医も好んで使う人がいますが、僕もその希少な人の一人です。

ただ、現在は中心に穴のあいたコンベンショナルな額帯鏡よりも、光源付きというかヘッドランプのような物が主流となっております。当方は光源付きのもの、特にWelchAllyn社のLumiviewが好きで、ずっと愛用していますが、12年間毎日毎日使っているとガタガタになってきました。

買い替えを考えて、業者に問い合わせてみると13万円くらいするとのこと。開業時は医院の建築費が高いので、金銭感覚が麻痺すると言われますが、その通りで、今考えるとかなり高い気がします。しかも、この時代にLEDではなく、ハロゲン電球仕様。ドイツ製品は時代遅れなのかなと思い…。

工学部を卒業した友人にその話をすると、「ホームセンターでLEDの安いのが売っているではないか。照明器具だから明るければ問題ないし、手術器具と違って、滅菌するわけではないから耐熱の必要性もない。」とのこと。それもそうだなと思い、早速、買ってくると、明るい!3千円なのに、13万円の医療用光源付き額帯鏡より数段明るい!

ただ、診療に使ってみるとやっぱり駄目でした。明るくて見やすいのですが、LEDの光の色は青みがかかっているので咽頭等の粘膜の赤みが判定できないんです。

そういえば、医療用のペンライトってほとんど豆電球タイプですが、あれは瞳孔を見るときにLEDでは明るすぎるってことなんでしょうか?明るければいいってもんじゃないことを痛感。適材適所、医療用のものを買い直すことにしました。

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No title

こんばんわ。

奈良井先生は、診断用・処置用ヘッドライトを使っているんですね。

俺は未だに眼鏡のみで診療しています。

近くばかり見る生活を歯医者は強いられるけど、いつの間にかそれにも慣れました。

特に不便は感じていないので、このままでいいんじゃないかと思ってます。

ところで、道具と言えば俺の愛車を思い出したよ。

俺は車にはホント無頓着で、「動くブラックボックス」と考えています。

近所のガソリンスタンドに給油に立ち寄った時、タイヤに空気を充填する機械をたまたま目にしました。

面白そうだと近づいてみると、タイヤの空気圧を自分で設定して、空気を充填する仕組みでした。

家に帰って車の説明書をめくってみると、「適正なタイヤの空気圧は1.8kg/cm2」と書いてあった。

時間を作って、愛車のタイヤに空気を入れに行ったよ。

生まれて初めて、車のタイヤに自分で空気を入れたよv-391

先生は車好きだから、この文章を読んで驚いているかも知れないけど、興味が無いと毎日使う車でもこういう風に扱ってしまう。

翻って考えてみると、「主訴のみ治療希望」っていう患者さんがいるじゃない?

口腔の専門家である歯科医から見れば、「主訴の解決だけでは駄目。このまま放置すると咬合崩壊が進む。」と力説したくなるけど、患者さんの思考を変えるのって、苦労するよね?v-292

問題が起こってからでは、解決に時間が掛かるのを、分かってほしいなと常々思います。

Re: No title

動くブラックボックスかぁ〜。上手いこというもんだ。ただ、今の車はいじれる部分が少なくなっていますよね。自分でさわると保証が受けられなくなったり、プリウスなんかは走る発電機みたいなもんだから、さわるところを間違えば感電死もあるらしい・・・。

主訴のみ治療希望の患者さんの対応は考えさせられますよね。ただ、その刹那のみ生きている方っていますから、問診票に記入してもらって、治療計画立案の一助にしていますが、歯科医としては切歯扼腕の想いがありますよね・・・。
プロフィール

奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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