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利己的遺伝子

2012-02-24

午前中に大きな手術をした時には、昼休みに車でちょっと買い物にいったりするのが、数少ないリフレッシュ法の一つなんですが・・・。

先日の昼に車で走っていると、小学生時代の友人が歩いています???タイムスリップか自分の頭がおかしくなったのに違いない!ゆっくり寝ようと・・・。

その後、同級生がご子息を連れて来院されましたが、ご子息がそっくり。

生物学的には23歳を越えると生体は日々老化の一方なので、寂しく感じておりましたが、DNAは永遠なんだなと少し安らぎが・・・。

リチャード・ドーキンス博士の利己的遺伝子理論がやっと実感出来たような気分と、遺伝子を複製できていない自分にちょっと焦燥する気分でちょっと複雑。
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愛があって当然?

2012-02-08

自分の専門は口腔外科なんですが、自分に出来る範囲で社会貢献できればと、小児歯科の標榜もしています。

小児歯科の大前提は診療室での母子分離ということなんですが、自分の場合は母子分離をせずに一緒に診察室に入ってきてもらってます。

母子分離をしないと、患児が母親に依存して治療が進めにくい欠点がありますが、急性疾患の場合を除いて、急進的な治療より、親と一緒にいることにより患児が不安や葛藤を感じないことの方が優先すべきことだと考えているからです。

歯科医師になって常々思うことは、親子の愛情、特に親が子を思う気持ちはなにより深く、それにより子供は愛情を育むことができるんだと・・・。職業、人種を問わず、全ての人に当てはまる論理だから、自分の独自理論の母子非分離に関して自信を持っていたんですが・・・。

ただ、最近、子供に硫酸を点眼したりなどと、親から子に対する暴行事件のニュースが多くて、ショック・・・。

この歳になると自分の見聞きしたことへの固定観念が強くなっていますが、世の中にはいろんな事があるんですね。

まあ、子供のことを心配して病院に駆けつけてくる親ばかりをみていますから、医者というのは甘い考えになってしまうんでしょうか。いずれにせよ、寂しい時代になってきました。

慣れたら辞める?

2012-02-01

口腔外科手術の場合は、オペレーターが1~2名、アシスタントが3~4名、加えて全身麻酔の時には麻酔医が1名の規模で行う施設が多いと思います。術野も狭小なんだから、それで当然といえば、その通りなんですが・・・。

ただ、その規模だと一度手洗いをして、入室してしまえば、手術終了まで全く手が降ろせない状態となってしまいます。数時間、緊張の糸を張り詰めたままというのは、過酷だなと最近は感じるようになってきました。

医科の手術の場合、数時間以上の手術では、数人の医師でオペレーターを替わっていきますが、それが羨ましく感じるように・・・。それはそれで、術前の申し合わせや規格化で大変なんでしょうが・・・。

疲れ知らずの若い頃は、上級医が執刀で疲労困憊しているのをみて、なんか頼りなく感じていましたが、自分も齢を重ね、彼らの気持ちがわかるようになってきました。ただ、若い頃というのは思慮が足りないというのか、傍若無人というのか、上級医に、

「先生は何歳までメジャーな手術をされる心づもりなんですか?」

と、問うたことがありまして・・・。大変、無礼な愚問であったと思いますが、その先生は、

「慣れたら辞める。慣れるまでは頑張るつもり。それと奈良井先生には、手術のメジャーとマイナーがあるのかい?」

と答えてくださったんですが、『おかしなことを言う人だ。慣れたら、患者さんの為にその辣腕を振るわないと。口腔癌がメジャーオペで、骨折やインプラントがマイナーオペに決まってる。』と心の中で思っていたんですが・・・。

彼と同じ歳となって、その言葉の意味がやっとわかってきました。慣れるというのは、手術に対して緊張感が持てなくなった時という意味だったのかなということと、患者さんにとってメジャーオペもマイナーオペもなく、どちらも大きな不安と葛藤があるということを僕に伝えたかったんだなと・・・。

予定手術の前夜は手術室で瞑想をするのが、自分のジンクスなんですが、最近は生意気だったころの自分が恥ずかしくて仕方がない・・・。
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プロフィール

奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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