猫の性格

2018-06-15

研修医の時からずっと猫を飼っておりまして、新しい猫ちゃんを我が家に迎えてからはや6ヶ月が過ぎようとしています。

以前の猫は寝る時にずっと一緒でしたが、今度の猫は触ると怒ります。変わった猫だなと思っておりましたが、知り合いの猫好きに聞くと、新しい猫の方が一般的な対応とのことです。

どちらが良いともいわず、新しい猫ちゃんの個性を楽しんでいますが、猫でも持って生まれた個性というのもがあるんだなと感心しきりです。
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日大アメフト部の危険タックルの根底にあるもの

2018-06-06

日大アメフト部の危険タックルの報道は未だ沈静化することなく、連日報道されておりますね。

指導者側は学生の忖度によるタックルという言い分で、学生側はパワハラによるタックルという言い分で、ずっと平行線の議論で本当のところはいつまでたってもわからないままです。ただ、僕個人としては忖度をせざるを得ないパワハラがあったというのが感想です。

研修医の時代に、受け持ちの入院している患者さんが発熱する度に呼び出されるのを嫌がっている同僚が、上級医の方が看護指示書に「熱発時にはボルタレンサポ50mg×1挿肛」と書いて看護師に丸投げにしているのを見て、それを真似。連発しているのを見て、「熱発時にはボルタレンサポ50mg×1挿肛」とのスタンプを作ればいいのにと嫌味を言っておりましたが・・。

終いには、看護指示書に「熱発時にはボルタレンサポ50mg×1挿肛」とすら書いていないのに、看護師が患者発熱時にそのドクターに指示を仰ぐと、『いつものやつだよ。わかってよ〜。』とキレ気味。

あの時にはパワハラとかいう言葉はなく、忖度という言葉も一般的に使われておりませんでしたが、日本に古くから根付く問題なのかもしれませんね。

プロトンポンプ阻害薬のOTC化

2018-05-20

プロトンポンプ阻害薬(PPI)は胃酸の分泌を抑える作用があり、胃潰瘍や逆流性食道炎などの治療薬として広く処方されていますが、近年の研究で、PPIの使用で高齢者の認知症リスクが高まる可能性があるとされ、未だ議論の最中ですが、そのプロトンポンプ阻害薬のOTC化(薬局で買える様になります)が厚生省評価会議で議論されているとのこと。

胃酸過剰分泌は有害事象が多いですが、胃酸も生体バリアの一つですから自己判断での服用は生体バリアの破壊につながり、もっと重篤な事態を招く様に思います。厚生省のいうセルフメディケーションもいいですが、昼間の内科受診は減っても夜間の救急受診が増えて医療費抑制には繋がらない様に思うのですが・・。

出世払い

2018-05-18

自民党の教育再生実行本部(本部長・馳浩元文部科学相)は17日、大学などの授業料を在学中は国が立て替え、卒業後に所得に応じて返済する「出世払い」制度の導入を盛り込んだ提言案をまとめた様ですが、国自体の財政が逼迫しているなかでは難しいのではないかと思います。

大学生の時に、マンションの近くに焼き鳥屋さんがあって、料理が得意ではない僕は足繁く通っておりました。そこの焼き鳥屋さんは、どの串も一律料金で、最後に串の数を数えてお勘定というシステムでしたが、店主のおばあちゃんが最後の勘定の時に皿の上の串を半分くらい床に落として、皿に残った串のみ数えて勘定してくれる。

ある日に、「今日は仕送り日だから、きちんと払います。」と申し出たところ、「出世払いしてね。」と言われた。その時には、給料を貰える様になったらご恩返しと思っていましたが、大学5年生くらいの時に急にお店がなくなり、消息不明になってしまいました。

教育立国も大切ですが、国自体の借金を減らし、孤独死する老人が多い中、まずは今まで国を支えたお年寄りに国費を配分するというのが、若者のお年寄りに対する気持ちの教育になるのではと思います。

海図の無い航海

2018-05-17

医科医療は生物学的製剤の登場で大きなパラダイムシフトを迎えている様ですが、光と影の部分があり、歯科には大きな影がきている様に感じています。

従前は低分子の合成医薬品が治療の主軸でありましたが、合成ではなく生物が産生する高分子のタンパクからなる生物学的製剤は、今までの薬剤とは違った標的を狙える様になったためかリウマチなどで多くの成果をあげている様です。ただ、生物学的製剤の多くは抗体医薬品です。

抗体はパラレルに多くのことに関与していますし、低分子医薬品の様に標的が作用機序の下流ではなくて、もっと上流の様ですので、生物学的製剤、特に抗体医薬品については、副作用について未知な部分が多い様に思います。

生物学的製剤の与薬を受けている人の口腔内感染症の再燃が顕著で対応に思案いたしておりますが、あまり参考となる論文はない様です。暫く前は、糖尿病治療薬のDPP-4阻害薬(これは生物学的製剤ではありませんが)の与薬患者さんの口腔内感染症に苦慮いたしておりましたが、どんどんと悩みは増えそうです。

発売からかなり時間の経つDPP-4阻害薬の食道病変への有害事象の論文が最近やっと出たばかり(それでも食道病変で口腔内のものへの発表ではないですが・・)。

医科医療の発展は良いことですが、歯科医にとっては海図の無い航海が続きそうです。
プロフィール

奈良井聡

Author:奈良井聡
徳島県の開業歯科医です。

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